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セカンドキャリアを考える PART1

セカンドキャリアを活かして人生を豊かにしていきませんか・・・

目次

1.セカンドキャリアとは

一般に「セカンドキャリア」とは、

1.定年後や脱サラ後に心機一転して新たに築くキャリアのこと。
2.女性が出産後や子育て後に職場復帰する場合や、新たな仕事で働くこと。
3.アスリートやプロスポーツ選手が現役引退後、
指導者や監督など選手以外の立場でスポーツに関わることや、
全く違う分野で働く場合にも使われます。

どれも共通したことは単なる転職と違い、第二の人生をより豊かに送るための
長期的なキャリアを構築するという意味がこめられています。

ではなぜ、セカンドキャリアが注目されるのでしょうか?

2.なぜ、セカンドキャリアが注目されるのか?

時代背景を考える

1950年頃(終戦後)の日本人の平均寿命は60歳の大台に達したところでした。
「還暦祝い」が正に60歳を祝う「長寿祝い」の代表的なものですが、
当時は「60年!よくここまで生きてこれたなあ」と「長寿」を祝っていたと思われますが、
今では「還暦」「長寿祝い」と言われても「シニアの入口に立ったぐらい」とあまりピンとこない方も多いことと思います。

1950年代から70年代までの約20年間で日本経済は非常に高い成長を続けました。
医療分野の進化とともに70年代に入って平均寿命も70歳台に伸びて、
90年に入り女性の平均寿命が80歳台に達して「人生80年時代」と呼ばれました。

2018年で女性87歳・男性81歳まで平均寿命も延び長寿化したことから、
現在は「人生100年時代」というキーワードが頻繁に使われるようになりました。

2060年には平均寿命が女性90歳の大台に達し、男性も84歳を超えるとの予測もありますが、
人の命も限界はあるはずですが、既に最長寿の日本人で110年を超えている方もいるため、
今後の10数年で平均寿命は予測より伸びても不思議ではないでしょう。

今のシニアが見てきた1950年代以降の親世代が過ごしてきた「余生」のイメージのままで、
定年後をのんびりと無為に過ごそうとしていた方には、あまりに長い時間が待ち受けています。

おのずとセカンドキャリアを意識せざるを得ない状況がそこにはあるということです。

働き方も時代変化している

少し前の時代では、終身雇用制の下で会社に忠誠を誓い定年まで一生懸命に勤める。
経営者も社員を家族として働きやすい環境を用意し、決して経営が苦しくても解雇しないという考えが主流でした。

企業側が社員を教育して自社のカラーに染められるため、社員は企業にとっての資産になります。
また労働者側にとっても、定年するまで同じ会社で働き続けることができるため、
精神的にも経済的にも不安材料は少なくなりました。
例えば住宅ローンなどに代表されるように長期的なローンも会社を後ろ建てに融資が受けらような、
経済的支援を期待することもありました。

女性は結婚により永久退職を選択して家庭に入ることが理想形として、
主婦という職場で一生懸命に家事をし家庭を守ることが女性の美徳と考えらこともありました。

3.セカンドキャリアの目的

「人生100年時代」といわれる現代では、
定年後も働く・再び働く・長く働く・好きなことして働く・楽しく働く・挑戦して働く・望まれて働く・生きるため働く・生活のため働く・趣味のため働く・・・働く動機は様々あります。

具体的によく耳にする理由は、
1.生活環境や生活スタイルなど時代変化によるもの
「家族との時間を大事にしたい」「親や子供の世話をしなくては」「親や子供の手が離れた」など

2.自分自身の心境の変化・身体の変化によるもの、
「趣味をじっくり楽しむ時間が欲しい」「やりたい仕事がある」「目指したい想いがある」「体力的身体的に負荷を軽減したい」など

3.働く環境変化によるものがあげられる。
「現状の仕事が向いていない」「職場環境に負荷がある」「会社倒産などの解雇」「早期退職の選択」など

セカンドキャリアへの移行は、生活環境やライフスタイルの変化・自分自身の変化・労働環境の変化と人それぞれで理由や目的は違います。
働く目的に沿って、それぞれのセカンドキャリアの在り方を求め移行していきます。

4.セカンドキャリアの設計

働き方も転職だけに限らず起業や開業、フリーランスへの転向など、さまざまな選択肢があります。

これまでのスキルや経験を生かしながらそれまでの職場での再雇用や、関連業種や職種で働く人もいれば、
未経験の職種にチャレンジする人もいます。

また働き方をアレンジし勤務時間自体の総量を減らし、仕事時間や勤務体制に自由度を求めたり、
通勤時間や通勤方法を優先して仕事場や職場の立地環境など重視する人、
立場責任を軽減するためにマイペースな働き方を求めて、正社員から契約社員や派遣社員に転職するという人もいます。

仕事優先の考えや会社本位の考え方を優先するより、自己実現のための仕事や働き方を最優先にした選択肢を重要になります。


では、また。

次回、「セカンドキャリアを考える PART2」
   

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