デュアルライフでセカンドライフを楽しむ
セカンドライフでデュアルライフ(二拠点生活)を実践中のわたしが、人生を楽しむ手段のひとつとしてお勧めします。
目次
- ○ はじめに
- ○ 1.デュアルライフで変わる生活様式
- ○ 2.私のデュアルライフ
- ○ 3.デュアルライフの勧め
- ○ まとめ
はじめに
前回の「終活とセカンドライフ」の続きでわたしのセカンドライフのベースとなっている、
デュアルライフ(二拠点生活)ついてお話しを展開します。
今は京都に拠点を置いて、名古屋の実家とのデュアルライフ(二拠点生活)を送って楽しんでいます。
1.デュアルライフで変わる生活様式
デュアルライフ(二拠点生活)とは
デュアルライフ(二拠点生活)とは都市と農山漁村が双方向で行き交うライフスタイル。二地域居住。
二地域居住(にちいききょじゅう)とは、団塊の世代のリタイアで、都市住民に広がることが予想されている生活様式。都会に暮らす人が、週末や一年のうちの一定期間を農山漁村で暮らすもの。 田舎で暮らす期間としては、年間「1~3か月連続」あるいは「毎月3日以上で通算一ヶ月以上」などがある。
引用:『ウィキペディア(Wikipedia)』
今年、世界を一変させた新型コロナウイルス感染拡大。
これまでの当たり前の生活を大きく変えて「withコロナ」の新時代に向けて「新しい生活様式」が求められています。
密を避けるひとつの対策として、都市から地方への移住、働く環境や生活環境それ自体を移す試みです。
仕事環境が会社・事務所に出社するスタイルから、リモートワークを活用して在宅勤務に変わる。
先行する企業では勤務拠点自体を地方に移住して職場環境だけでなく生活環境までも変化させることで、
「withコロナ」、3密の回避・感染対策に生かしています。
これまで二地域移住は関連する地方自治体や移住をビジネスに生かす不動産関連などが中心にPR推進活動を展開していましたが、
コロナ襲来で正に新生活様式自体の変革が求めれられることで、
デュアルライフを希望する一部の方だけでなく、
広く社会の皆様の生活様式を意識される存在になってきています。
2.私のデュアルライフ
今は京都に拠点を置いて、名古屋の実家とのデュアルライフ(二拠点生活)を送っています。
わたしのデュアルライフ(二拠点生活)は都市と田舎というよりは、二拠点ともに主要都市であり、
仕事の幅を広げて一緒に生活も楽しみたいと欲張りなふたつの満足を叶えるために利用しているパターンです。
今のデュアルライフ(二拠点生活)の始まりは、
サラリーマン時代の5年前に大阪へ転勤したのが発端です。
その後、子供たちが関西の高校・大学に進学することとなり、
家族4人が京都で暮らしたのが二拠点生活の始まりとなりました。
今は二地域移住のメリットを生かして、ライフワークを楽しみ、
仕事のエリアも関西と中部で活動をしています。
京都生活は、4年目を迎え主だった観光名所や有名行事には観光客に扮して楽しませて頂き、
有名施設を中心に一通り観光施設は網羅出来た感じです。
今は四季の変化に合わせて、その美しさ趣を変える姿を楽しむ段階にあります。
また、世界屈指の有名観光地としてインバウンド効果で人があふれかえる京都も経験し、
そして今年はコロナ下での古き良き情緒ある京都を見ることも出来ました。
古都京都の風情を味わいつつ、これが私のあこがれた本当の「古都京都」ではとホッと癒されることもあります。
振り返れば、サラリーマン時代の転勤も実家の名古屋と転勤先での生活もデュアルライフの経験として、
これまで金沢・大阪・京都とそれぞれの都市で限られた時間の中で楽しませて頂けたのは今のベースにもなっていると思っています。
サラリーマンで転勤を機にそのままその街に移住する方もいますが、
わたしの場合は実家の名古屋も好きですし、親の介護の備えもあり、
そこにはこだわって建てた一戸建ての住処もあります。
その環境も大事に維持したい想いがあるために、
維持する為のコストは覚悟して二地域の生活を今は楽しみながら継続しています。
3.デュアルライフの勧め
セカンドライフの楽しみ方の一つとして、
新しい生活様式として皆様もデュアルライフを考えてみませんか、
以下、わたしが考えるデュアルライフのメリットとデメリットを上げてみました。
デュアルライフ(二拠点生活)のメリットは
1. ライフスタイルの変化が楽しめる
2. それぞれの住処を見直し満足感を味わえる
3. なんとなくおしゃれ
4. 趣味・楽しみの幅が広がる
5. 仕事の幅が広がるはず
6. 持ち家にすることで資産が増える
デュアルライフ(二拠点生活)のデメリット
1. 住み家の維持管理コストが2倍かかる
2. 生活コストが1.5倍かかる
3. 移動の為に時間と費用のコストが発生する
4. 近所付き合いなどの問題
今のわたしの二地域移住の場合は、国が定義する都会から農山漁村への移住とは、
どちらかというと逆のスタイルです。
デメリットの近所付き合いは実家の名古屋の方が旺盛な地域でしたから、
京都における負担より名古屋の方に対する希薄さが申し訳なく気になる状況です。
いずれにせよ、移住先での近所付き合いはレベルの差こそあれコスト以上に負担になるといわれるケースは多いようです。
人気の京都について、参考情報を・・・
名古屋と京都の住処からの移動は、最短で1時間ちょっとの距離です。
新幹線の名古屋京都間はなんと最短33分ですから、あっという間です。
車で移動しても1時間40分程度です。
京都は2時間以内移動距離圏内面積が国内NO1の都市なんです。
公共交通機関や高速道路などのインフラが充実している大都市圏が上位になっていますが、
1位京都(京都駅)2.87%、2位は愛知(名古屋駅)2.86%です。
引用「Yahoo! JAPANビッグデータレポート」
デュアルライフをお考え方は、そんな情報も活用しながら、
移住地を探す参考にして頂ければ幸いです。
まとめ
セカンドライフ活用手段の一手としてデュアルライフ(二拠点生活)を利用することがで、
ライフワークの幅も広がり、楽しみも拡大すると思います。
転勤や単身赴任を経験している方は、その環境事態が既にデュアルライフ(二拠点生活)として、
その地での生活スタイルを仕事や日々の活動に生かしていただければ楽しみが増えるでしょう。
仕事柄各地に出かける機会のある方は、お出かけの際に将来のライフスタイルについて
思いを巡らせながらお出かけすることで、いい情報の蓄積につながると面白いのではないでしょうか。
皆様のセカンドライフを満喫するちょっとプラスの情報として、デュアルライフのベースが見つかることで、
あなたらしい人生のプラスにつながることを願っています。
では、また。