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終活とセカンドライフ

あなたは「セカンドライフ」でどんな暮らしをイメージしていますか?「人生100年時代」長寿化をプラス思考に捉えてあなたらしい生き方を楽しんでみませんか・・・

目次

はじめに

「人生100年時代」と言われるように、
平均寿命が延びて定年後の人生や第二の人生を過ごす時間がどんどん長くなってきています。

長寿化をマイナスにとらえるのではなく、プラス思考に考えて長くなった人生をあなたらしい生き方で楽しんでいきませんか・・・

これまでの人生の過ごし方や王道といわれる認識も変わりつつあります。
セカンドライフで何をしたいですか、どんなライフワークを希望しますか?
人生を自分らしく築いていただくためにご一緒に考えていきましょう。

1.セカンドライフに向けて

サラリーマンで定年後はゆっくりと隠居生活を楽しむ
「趣味を生かしたり、旅行に出かけたり、かわいい孫に囲まれたり・・・」
男性が外で働き女性が家を守る、
終身雇用が当たり前の時代には皆がそんな理想の老後を考え実践してきました。
しかし、そんな恵まれた話は一昔前、すでに状況は一変してきています。

会社や職場などの仕事領域において、高い地位や実績を築いてきビジネスマンや企業戦士達、
仕事命のように我武者羅に働いてきた50代~60代の男性諸氏が
そんな社会変化に取り残されているのではと感じることが多くあります。

あなたたちは寿命が延び長生きが出来るようになって、スローライフで過ごしても時間を持て余します。
働き続けた仕事脳は急速に疲れ衰え、セカンドライフを満喫する為に必要な、
子供のころに発達した遊び脳はもはや残されていないのです。
脳はすでに遊び心を作り出せないある種の脳梗塞に近い状態です。

長寿化により既に社会が大きな改革を迫られて動き始めています。
個人や家族が、会社や業界が、社会全体で変化が起き始めています。
若者の行動、女性の地位、男性の家事・育児・介護など私たちの身の回りで日々変化を感じる場面に遭遇します。

2.セカンドライフを考える

第二の人生・セカンドステージでも、働く環境は着実に広がっています。

セカンドライフも視野にいれたワークスタイルを考えていきましょう。
人生をいつまで・いくつまで楽しん行きたいですか・・・
あなたのセカンドライフを叶え満喫する為には老後いくら必要になりますか・・・
終活を通じて人生を逆算することで、老後必要資金が見えてきます。

60歳を過ぎて再雇用を経て65歳まで働きたい・・・とこれまでは、

国は「高齢者雇用安定法」の改正により、
2025年4月から全企業に「65歳までの定年年齢引き上げ」などの義務化を打ち出していますが、
それを待たずして2021年4月からの、企業は70歳までの就業機会確保の努力義務を打ち出しました。

年金受給開始年齢をさらに引き上げたいとう、お国の懐事情もあるようです。

今、40代の方々は75歳~80歳まで働くことが必然となっていくのでしょう。

3.理想の人生をイメージしよう

50代・60代の方々は更に深刻です。
老後安心して過ごせるだけのお金や資産、健康寿命を維持できる体、それらを支える心の環境など、
既にライフプランや終活活動などを通じて生活設計の準備が出来ている方はまだしも、
「何とかなる・・・」と考えてもいなかった方は、直ぐに準備にかかることをお勧めします。

この先の人生をイメージしてライフプランニングを設計すると、
長生きにより生活費が膨らむから無暗に使えない・・・
支出を抑え少しでも収入を得て年金と合わせて上手に使っていく・・・
ライフプランに沿った仕事でこれぐらい稼ぎたい・・・
働くだけでなく学びなおしをする「ライフシフト」という考え方もあります。
様々な考えが沸いて、あなたらしい選択肢を選んでライフワークに取り入れていきましょう。

一昔前のおじいちゃんおばあちゃんの楽しみでもあったかわいい孫の存在は、
核家族化で家族が身近な距離にいなかったり、おひとり様重視の生き方などから、
その楽しみを味わうことも少なくなっています。
ペットとの生活に癒しを求めたり、違う楽しみ方を見つける必要もあります。

色々な楽しみ方を見つけことで、健康にもプラス効果をもたらし、
不安を少なくすることで、セカンドライフをより充実させることにつながるでしょう。
健康であれば働けるし、働くことで健康も維持できると考えることで、
老後2000万円問題も自らの力でクリアーしていただきたい。

4.わたしのセカンドライフ

わたしも50代前半までは、定年後の第二の人生・セカンドステージは、
「ゆっくりと悠々自適で趣味の世界などを楽しみたい」と考えている自分と、
一方で年を重ねても、「まだまだ学びたい・働きたい」と
ファーストステージでやり残したことに挑戦したい自分がいました。

折しも、高齢社会の加速や老後2000万円問題など、時代の潮流を見極めると、
自身の健康も維持しながらやはり生涯現役を目指して、楽しく生きがいをもって
活動することで「人生を謳歌し続けたい」との想いが強くなりました。

自身の老後のことも考え終活を学び、お金と健康、ライフプランニングの重要性に気づく機会となりました。
サラリーマン時代にはない気づきも多く、日々社会の変革にも刺激を受ける毎日です。

今は、何が出来るの? 何を求められている?を常に考えながら
「生涯現役」を目指してセカンドライフを満喫しながら活動していけたら、幸せだと思っています。

では、また

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